我が家の迷犬？ゼロ（１９９８年春号）




　　
知っている人は知っていると思いますが我が家には迷犬がいます。
名前は「ゼロ」。のんびりとした男でいつの間にか８歳になりました。
おてんとう様の照っている時はダラダラ寝てばかり。近所の子供たちが遊びに来ても、あくびをしながらいつものマイペース。もっと愛想振りまいて芸のひとつでもして子供たちを喜ばせろよといつも説教しているのですが「オレ関係ないもん」ってな顔つき。
なぜかコカコーラさんの配送車には一生懸命吠えてますが。

そんなゼロも恋愛にかんしては人が（犬が）変わったように大変身。
近所にカレンちゃんという町内のワンちゃんたちのマドンナ的な存在の美人ちゃんがいるのですが、高嶺の花とはいざ知らず、ひたすらアタックするゼロ。
散歩の時間が近づくと、も〜うるさい、うるさい。
でもモテモテのカレンちゃんにとってゼロは典型的な今イチ君。
それでもめげずにアタックし続けるゼロに一瞬カレンちゃんもクラッときた時があったようですが、ここぞという時、肝心な時だらしないのがうちのゼロ。カレンちゃんは
「ダメね、あなたって」と言ったとか言わないとか。
シュンとしてトボトボ帰ってきたかどうかわかりませんが、それでめげるゼロではありません。今はまた別の女の子に夢中な様子。
（おいおい変わり身早いぞ）
男ゼロ今日もひたすら恋の旅をしています。