ミニMiniだっちもね通信
 
 
   2010 立冬号    
           
         
           ・ぬかさんま
     ・喜多方へ
     ・燕弁講座
     ・洋楽倶楽部80’s
     ・TPPについてチョット一言
     ・千年前の越後の古地図とは?




《ぬかさんま》

燕市秋葉町にある居酒屋三平さんで今秋、「ぬかさんま」や「ぬかさば」が大流行(冬は「ぬかぶり」か?)
量なんていらない。少しだけつまんで日本酒をそっと口に含めば、口の中で広がる恍惚の瞬間。まじめに日本人に生まれてきて良かったなーと思う一瞬です。
もの凄いしょっぱいから塩分を気にしがちですが、さんま一尾もあれば相当楽しめるので、量は食べなくていいし、肉類をガッツリ腹一杯食べるよりは、大人向けの料理なんじゃないかなぁ。
ただし、酒の飲みすぎに要注意!あまりに美味しすぎますから。


 
《喜多方へ》


秋の晴れた日、家族で喜多方へ行ってきました。
目的はそう喜多方ラーメンを食べるために。
市役所近くのその、その店には夕方4時頃着いたのですが、凄い人でビックリしました。
おすすめの「肉そば」はチャーシューが美味しかったかな。
えっ!、SLに乗れて良かったねですって?
実はお昼過ぎから車で行ったんです。
でも偶然、喜多方駅で用を足していたら、SLが突然に到着!
予期してなかったので、家族みんなで感激ものでした。





《燕弁講座》


先日、子供がごはんを2杯も3杯も食べるので
「ばか、はかいくねっか」と言うと、「え〜、お父さんまた墓行くの〜?」
(ちょうどお盆の墓参りの後だった)
ちゃんと説明しました。「ばか」は「とても」で「はかいく」は「量が(ことが)すすむ」だよと。
子供はへぇ〜と感心していましたが、覚える気は全然ありませんでした。


 
《洋楽倶楽部80’s》


NHKさんやってくれますね!
まさか地上波で毎週懐かしの80年代の海外アーティストの音楽が見れるとは思いませんでした。
マドンナ、シンディローパー、ポリスetc…、おまけに私の大好きなハードロック特集もあったりして、もうしびれっぱなし!(かなり古い表現)
しかし、あらためて思ったのは、今も活躍しているアーティストの共通点は、やっぱりいい曲作ってますわ。


《TPPについてチョット一言

TPP(環太平洋地域の数カ国で関税を廃止して自由貿易連携する協定)で議論がわれていますが、政治でさえ、各省庁によって意見がバラバラ。TPP導入後の弾き出した予測データが正反対だったりして。
経済活性化を考える経団連会長は早く参加しろと急かすけど、農業関係者は日本の農業が壊滅してしまうと大反対。
それぞれの立場によって意見が分かれるのは当たり前のことだと思います。
個人的には、農業、教育、医療に関しては経済原理をそのまま押し付けるのはどうかなと思います。(例え他の国がどうでも)
自由競争で強くなればいいだけではない、失ってはいけない大切なものがあるような気がします。
農業が衰退すれば主食は殆ど輸入に頼らなければならないし、やっと国内自給率を考えなくてはという流れに向かってきているのにまた逆戻りです。
また、地方の田園風景が無くなれば、環境や生態系が益々変化していってしまう。
皆が考え、守っていかなければならない事もあると思います。



 《千年前の越後の古地図とは?》
先月も地図の話でしたが、今回は今から約千年前の平安時代から伝わる越後の古い地図の話。
1060年(康平図)、1089年(寛治図)の二つがあると言われていますが、なんとこの地図
今で言う新潟平野が無い!
全部、海の底!
弥彦山や角田山は半島のようにせり出している!
新津はほんとに津(港)!

実は現在は、この地図は空想で描いたもの、偽り物との見方が一般的です。

が、そこでまた反論、平成9年に農林水産省の北陸農政局が
現在の新潟平野や山地の正確な地形をコンピューター解析したら、なんと千年前の古地図の山地と平地(地図では海)と大差なかったという衝撃の発表をしてしまったのです。
もはや、これはロマンですね。
大体、この地図をなんで私が知ったかというと、今は亡くなった興信所のKさんと生前、お茶を飲んでいる時に、Kさんの目が鋭くキラッと光って言われた一言でした。
「色々と調べたけど、実は昔、一時だけ佐渡から新潟まで馬で人が渡れた時期があったんだよ。そのヒントとなる古地図があるんだよ」。
いや〜、やっぱりこれはロマンだ。
 


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