ミニMiniだっちもね通信
 
 
   2006 立春号    

            ・お酒のお湯割り!?
     ・焼酎、流行ってますね
     ・コンビニ無くなる
     ・国家の品格
     ・佐賀新聞に東長

 
 大変ごぶさたしてました。
ミニ版になりましたが
「だっちもね通信」復活です。
相変らずのわけのわからない
だっちもねぇ話ばかりですが
よろしくお願いします。





《お酒のお湯割り!?》


小正月にかみさんの実家にお呼ばれし、義父さんとまた一献してまいりました。義父さんは大の日本酒党で私たちの良き理解者です。
その義父さん、ニコニコしながら「米百俵しぼりたての新しい飲み方やってみた。飲んでみるかい?」と陶器のグラスに「しぼりたて」を三分の二程入れ、残りの三分の一に何とお湯を注ぎ込み、そしてマドラーでカモカモし、「さぁ、どうぞ」と。
そうです。「しぼりたて酒のお湯割り」です。
果たして味がついてくるかと不安な気持ちで一口飲んでみると、しっかりとうまい!飲みやすい。
実はこの飲み方、諸刃の剣で、酒によってはシャバシャバの味もそっけも無くなる場合があるのですが、米百俵しぼりたては確実に味がついてきました。
日本酒には実は色々な楽しみ方があると義父さんから教えてもらった夜でした。

 



《焼酎、流行ってますね》


だっちもね通信を2年間休んでいる間に、焼酎が日本酒を上回る勢いで伸びてきましたね。
本格焼酎も九州発の日本の文化のひとつだと思いますし頑張ってほしいのですが、うちは今、お付き合いしている酒蔵さんが大事。
これからも日本酒で突っ走りますので、よろしくお願いします。





《コンビニ無くなる》


1月31日を持って、うちの近所にある某大手コンビニが撤退しました。
周辺の人々、おじーちゃん、おばーちゃん、街のホットステーションが近くにできたと、とても喜んでいたのに(うちも利用していた)ほんと残念です。
採算が合わないのであれば、夜11:00に閉め、朝7:00から店を開けるという方法はできないんですかね?店名のように。(近所の人も同意見)
でも、コンビニができたために近所の小さい商店が廃業した上に、当のコンビニも無くなり
「そして誰もいなくなった…」
と言う世の中にはなってほしくないと願ってます。

 



《国家の品格》

酒屋さん仲間の奥さんから、興味深い本を教えてもらい読みました。
藤原正彦の「国家の品格」という本です。
この本、オッ!と思わせるところが多々あったのですが、一番心に残ったのは、世界のグローバル化という事でとかく英語、外国語を形から勉強しがちで、それも大切だが、もっと大切なのは世界を相手にするなら逆に国語、日本の文化、歴史などもっと日本の事を深く勉強しなければいけないという話。
外国の人は日本に興味を持った場合、必ず日本について歴史、文化、文学など、なぜそうなんだ?とか色々な事を聞いてきます。
その時に例え英語がペラペラでも「わからない」「知らない」ばかりでは自分のアホさをわざわざ相手に伝えているようなもんで
国際的にみたら相手にされないと。
相手に対して自分を表現する手段(言葉)よりも表現する内容、中身をしっかりと整える方がずっと重要だという話。(今の教育は手段に力を入れているそう)
相手に合わせる前に、自己の芯をしっかり持てよという話だと私は受けとりました。




《佐賀新聞に東長》

「東長」を頑張っている地元佐賀の酒屋さんからFAXが届きました。
それは佐賀新聞の1、3面記事に東長の瀬頭社長さんのインタビュー記事が載ったとの内容で読んでみると、中々いいことを瀬頭さん言ってられました。
おもに、佐賀県人に向けての言葉なのですが、要約すると

@地元にいいものがたくさんある。地元にもっと誇りと自信を持とう。自分たちが誇りを持てないものは外にはなおさら伝わらない。
Aいい酒だけを真面目に造っていくととなると、家業でないとやっていけない。会社規模を大きくする必要は、うちには無い。
B色々なタイプの酒があっていい。皆が皆、淡麗辛口になるのはどうか。うちはうちのいい酒だけを造り続ける。

と、いった内容のお話です。今の世の中には大事な話だと私は思いました。



 


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