ミニMiniだっちもね通信
 
 
   2006 立春号    
           
       ・金工、岡本兄弟
   ・ラーメン
   ・白州次郎 

   ・
第3回新潟酒の陣
     





《金工・岡本兄弟》


鎚起銅器…。
200年前から続いてきた燕の伝統文化。
一枚の銅版を手仕事で打ち起こし、様々な美術工芸品を世に送りだしてきた燕。
その中で、確かな技術と創造性を兼ね備えた伝統工芸士の岡本國雄・秀雄兄弟(兄さんは鍛金、弟さんは彫金)の個展が先日
新潟市の大和デパート美術サロンで行われました。
陶器には土の「ぬくもり」があると言われますが、金属にも金属の「ぬくもり」「温かさ」があるんだと発見させてくれる作品の
数々。
今の時代、機械でも同じものを作れるのかもしれませんが(本当は作れない)それを人間の手仕事だけで完成させてしまう。
その手間ひまの過程にこそ意義があるのだと私は思う。
その伝統の技術に加え、それぞれの感性を作品によって表現するおかもと工房、岡本兄弟さんは今、‘‘注目’’です。

               鎚起(ついき)について

・鎚起とは金属板を鎚(つち)で打ち起こすの意です。(叩いて立体的に)新潟県燕市に伝えられたのは 江戸時代中期(約200年前)の頃です。
現在、燕の鎚起銅器、銀器は経済大臣の伝統工芸品に指定されております。

              
彫金について
・彫金とはレリーフや金属加工された表面に鏨(たがね)で文様を彫ったりほかに、他の金属を嵌めこむ
(象嵌ぞうがん)など鏨を使って打ち出して装飾をくわえる技法です。
 



《ラーメン》


今、職業としてラーメンをたりたいという若者が増えているそうです。
しかし、多くの若者が、ラーメン店をやりたいので無く、ラーメンチェーン店のオーナーになりたいのだそうです。
一見、似ているようで意味合いが違う。
私が、変わっているのかもしれませんが。やっぱりチェーン店を夢見る人が人に作らせるラーメンよりも、自分のラーメン屋をやりたい、ラーメンを作りたいという人が作ったものの方が食べたいなぁ。
でも、考え方ははひとそれぞれですから…。
なぜラーメンチェーン店をやりたいのか目的がしっかりしていればね。






《白州次郎



約、2年程前に先輩のおすすめで青柳恵介著「風の男白州次郎を読んでから白州次郎という昭和の時代を生きた男に興味を持っているのですが、まるで「昭和のサムライ」のような凄い人物だったみたいですね。
地位や名誉を嫌い、強気を挫き弱きを助け、未来を見透す眼力、判断力にたけ、物事の筋道を大事にする芯の強さを持ち、乱暴だけどユーモアに富み、女子供に優しく誠実な正義感でマッカーサーに向かい合った男。あー、とても書ききれない。

 



第3回新潟酒の陣》

3月19日、第3回目となる、新潟酒の陣(朱鷺メッセ)に行ってきました。
新潟県の蔵元九十数社の酒蔵さんたちが集まる壮大な催しもの。(入場者5万7千人)
酔っ払ったお客さんを介抱している米百俵の栃倉専務。
入り口で「いらっしゃい、いらっしゃい」と美声?の菅名岳の近藤社長。
実行スタッフとして頑張っていました。
ブースの蔵の皆さんもご苦労様でした。


 


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