ミニMiniだっちもね通信
 
 
   2009 深緑号    

            ・「もやしもん」が面白い
     ・知っていますか?
     ・プロレスラーのプロ根性
     ・白州次郎ドラマに

     ・弥彦宝物殿

           
 

 
3月14日、15日に朱鷺メッセで行われた「にいがた酒の陣」に今年もおかげさまで7万8千人もの人が来て下さり大盛況に終わりました。足を運んで下さった皆様大変ありがとうございました。



《「もやしもん」が面白い》


知っている人は知っていると思いますが、マンガ「もやしもん」が面白い。世界初の「菌」が主役のマンガで、良い菌(日本酒、醤油、納豆、チーズ他)も悪い菌(O−157、サルモネラ他)も登場して、また菌がとてもかわいい!
舞台はとある農大、新入生の沢木君は、実は人には見えるはずのない菌がすべて見えてしまう特異体質。なんと対話もできる。
普通わかりにくい発酵の世界がおもしろおかしくわかります。(人にとって菌がいかに生活に密接にかかわっているか)
アニメDVD4巻あります。興味ある方は連絡下さい。

 



《知っていますか?》

日本酒のラベルに製造年月日と表記されていますが、厳密に言うとあれはお酒の製造年月日ではありません。
ビン詰めを行った年月日です。
小さい蔵は年に一回、冬期間しか酒を造りません。(大手は別)
それを半年から場合によっては一年蔵で寝かせてから、ビン詰めをして、初めて製造年月日が打たれます。(だから真の製造日は小さい蔵は冬)新酒の移り変わりを別とすれば、去年の日付も今年の日付も、酒のタンク(製造)は一緒という場合が多いので、必要以上に神経を使わなくてもいいと思います。




《プロレスラーのプロ根性》


燕で新日本プロレスの興行が行われ、大会終了後、IWGPチャンピオン棚橋選手と井上亘選手との飲み会に同席する機会に恵まれました。
井上選手はびっくりするくらい真面目な人で、子供が4人いる私の仲間に
「子育てって大変じゃないですか?」と逆に質問したりして、仲間は恐縮していました。
棚橋選手は試合中のケガで指の骨が飛び出し
病院に行った後、参加しましたが、全くそういう素振りを見せず、ケガをした指の方でファンと握手していました。(うちらが握手する時ケガをしてない左手を差し出すと気を使ってくれてありがとうございますとニッコリ素敵な笑顔。)
プロレスラーはファンに夢を与える人達で、ケガをしたら早く休みたいだろうにファンと笑顔で交流している姿に、プロ根性を見せてもらい、二人とも名実共にビッグになってもらいたいなぁと思いました。
 



《白州次郎ドラマに

とうとう白州次郎をドラマでやってくれましたね!NHKさん。
戦後日本の立て直しを迫られる中で戦勝国アメリカGHQの要求と真っ向からぶつかり合った日本人、白州次郎。
ドラマでは只々かっこいい白州次郎ばかりでなく、いくら正論で戦っても、世の中そんなに甘くなく、現実に押しつぶされそうになり苦悩する姿に、リアリティを感じ好感が持てました。
もっとも実際の白州さんは周りから日本のラスプーチンと言われ(怪僧)と言われてたくらいだから、どんなに敵が多くてもへとも思ってなかったかもしれませんが。
自分より上の人間に対しては猛犬のように噛み付く反面、女性や子供、現場で黙々と働く労働者などにおは、とても優しかったといわれる白州さん。
そんなところが魅力なのかもしれませんね。


 



《弥彦宝物殿》

弥彦神社にある宝物殿には行った方がいいよとTさんに言われ行ってきたのですが、文字通りたくさんの宝物がありました。
例えば、上杉謙信が1564年に弥彦神社に奉った祈願文には
「今回の出兵(武田信玄との戦い)はすべて義のためであり、私欲非道は行いません」
と誓っており、文中にははっきりと晴信(武田信玄)の名前も書いてあり、見応えがあります。
他に文化財最大級の大太刀や、源義家が奉納した鏡鞍など多数の宝物が展示したありますが、個人的に圧巻だったのが、初代天皇(神武天皇)から124代天皇(昭和天皇)まで歴代の天皇の肖像画がズラーッと飾られている部屋でした。
昭和天皇から時代を遡り、一人一人見て行くと最初はホーッと唸っていてもだんだんとわけがわからなくなり途中から見る速度も加速されていきますが、最後の神話に出てくるような天皇を見終った暁には、これが世界で一番家系が続いている王族かと感嘆すること間違いなしです。(大昔の天皇の肖像画って本当なの?などと細かいことは考えずにね)

 


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