ミニMiniだっちもね通信 |
2008 立秋号
・かじか酒
・メジロ?アブ?
・糖質と脳
・ブランドって?
・白州正子の贈り物
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《かじか酒》

先日、三条在住のSさんとその友人と3人とで、山にキャンプに行きバーベキューをしてきました。
その時にSさんが「かじか酒飲むか?」。
私は正直言うとちょっと苦手かなと思ったのですが、かじかを充分焼いて直火で日本酒を温め、かじかをジュッと入れ、数分して飲んだら
「う・ま・い!」
ちょっと熱いくらいがまた美味しい。
皆さんが言ってたことはこういう事だったんだと知った私は少しオ・ト・ナになった気分でした。
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《メジロ?アブ?》
で、そのキャンプの帰り道の途中(一人で車を運転中)
メジロアブに襲われてしまいました。
最初は2、3匹車の中に入ってきて、うっとうしいなと車から一旦出て、タオルを振り回して追い払おうとしたら、どんどんアブが増え、10匹、20匹、30匹と車の中はアブだらけになりました。
どうしようかと思いましたが、思い切ってアブだらけの車に乗り込み、アブに囲まれながら車を発進。
そして窓を開けて走り砂利道から舗装道に出た途端、まるで号令でもかかったかのように、あれだけいたアブがサーッとすべて窓から出て行きました。
あっけにとられながら、きっと縄張りを荒らしたから集団で威嚇攻撃だったのかな?と思いました。
それ以上は攻撃して来ないアブはなんと清々しい虫なんだと感心して、Sさんにその事を話したら、笑われ、アブは排気ガスと人間の吐く息によってくるだけだよ。
ですって。 ジャンジャン
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《糖質と脳》

世の中、メタボ、メタボと言うと、今度は糖質がゼロだとかいうビール、チューハイ、ジュースなど大流行り。
一見、健康的ですが実は脳は糖質(ブドウ糖)だけが唯一のエネルギー源だそうで。
そう思うと糖質がやたら可愛く思えたりして。
頭が良くなりたい人は、糖質とうまく付き合った方がいいかも。
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《ブランドって?》
ご家族が農家で、辛口ご意見のNさんが店に遊びに来られ、ブランド造りについて一言。
「 ブランド造りって皆言うけど、ちょっと勘違いしてねーか。
例えば魚沼コシヒカリ、あれってブランドじゃねんだれ。
なんでか言うと、基準がしっかりしてねーし、管理する組織もねーし、どこから
どこまでの地域が魚沼産なのかもはっきりしねーし。
いい魚沼産も、そうじゃねーのもごっちゃになってっろ。
『魚沼産であることを証明し、品質も保証しますので安心してお食べ下さい』
と言う高い基準を保ってんのがブランドなんだて。
ブランドって『信用』なんだっや。そこがみんなわかってねーんだっや。
売れたのがブランドらと思っている。
夕張メロンでも太陽のタマゴ(宮崎産マンゴー)でも目茶苦茶厳しいんだれー。
その基準を満たさねーと名前名乗れねんだれー。
簡単になんかできねんだっや。みんな何十年もかけてやってきてんだれ。
ブランドの本当の意味ってそういうことなんだっや。 」
辛口ご意見のNさん。でも核心を突いてますね。
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《白州正子の贈り物》
白州信哉著「白州正子の贈り物」を読みました。
白州信哉氏はご存知の通り、白州次郎氏、正子さんのお孫さんで母方の祖父は作家の小林秀雄氏という超サラブレッド。
日本文化を色々な角度からプロデュースし、その保存と継承に
力を注いでいます。
「白州正子の贈り物」という本は祖母の白州正子さんが昭和54年頃連載した「日本のたくみ」という書き物で紹介した各分野の『匠』に、二十数年たった今、孫の白州信哉氏が今一度訪れ、それからの話を聞こうという内容で、結論から言うと四半世紀たった現代でも、その『心』は失われずに育まれているという話です。
様々な職人(陶工、ジュエリーデザイナー、花人、染色工芸家、
漆芸家、藍染作家など)が登場しますが、その中で染色工芸家の古澤万千子さん(1933年生)の一言が考えさせられました。
「誰も知らないところで、名前も出さず、ひたすら腕を磨きながら、静かに黙って仕事をする職人が昔は大勢いた」。(古澤氏)
「現代は江戸期にあったような粋な話(職人の)は影をひそめ、手っ取り早く名を成して前衛と称する奇怪な造形がはびこっている」(白州氏)
今がいいのか、昔がいいのか答えはでませんが、現代はすべてにおいてより厳しい競争社会になってきていることは間違いありません。
その中で私たちは成功や名声といった華やかなものを認めつつも、それだけを見るのでなく物事の奥にある本質にも着眼点を持って接していく事が大切だと感じます。
なぜならば、すでに「売れる『もの』がいい『もの』だ」と公言してやまない人達が増えてきていますから…。
日本のもの造りはそんな浅はかなものでは無いと信じます。
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