ミニMiniだっちもね通信 |
2010 深緑号 ・米百俵の主人公 ・残念ですが… ・クラクション ・鎚起銅器ついきどうき ・もの申す! ・米は味方か? |
名杜氏郷さんが天国へ旅立った後も、清酒「米百俵」では郷さんの 意思を引き継ぎ愛弟子の蔵人さんたちが酒造りを行いました。 今後とも米百俵をよろしくお願い申し上げます。 |
3月14日、朱鷺メッセで行われた「にいがた酒の陣」に今年は 8万7千人もの人が駆けつけて下さいました。 蔵元さんご苦労様でした。 足を運んで下さった皆様大変ありがとうございました。 |
《米百俵の主人公》 この3月に河井継之助記念館館長の稲川氏著の「新潟人物伝ー小林虎三郎ー」が発刊されました。 小林虎三郎は言わずと知れた「米百俵の話」の張本人ですが、意外にも個人も伝記的な書物は少ないそうで、今回の発刊は虎三郎に興味がある人にとってはとても意義がたいものと思います。 歴史とは面白いもので薩摩の西郷隆盛と大久保利通らがご近所どうしの幼なじみだったのと同様に小林虎三郎、河井継之助、三島億次郎ら幕末越後の三傑もご近所どうしの幼なじみだったそうで、時に歴史の表舞台に揃って登場することが、ままあるようです。 しかし、それぞれの気質の違いによって成し遂げる (目指した)仕事というか役割も違ってくるところが、また面白いものですね。 |
《残念ですが…》 当店でも大人気を頂いていた根室缶詰さんの、さんま水煮缶がしばらくの間、休売することになりました。 普通、缶詰に使わないような良質なさんまを一年間の低温熟成させてから出荷することで、あの美味しさを出してきたさんま缶ですが近年、良質なさんまの確保がままならず、色々な諸事情もあり、しばらくの間、休売することになりました。 山本社長さんも申し訳ないと悔やんでおりましたが。あせって変な品質のものを出荷しても意味がないし、あの品質あっての根室缶詰だと思うので…。 でも、とても残念です。 |
《クラクション》 先日、町内の人達と酒を飲んでいる時に 「信号が青に変わっているのに気づかないで前に止まっている車がいたらどうする?」 という話になり、普通クラクションをプーッって鳴らして教えてあげるよねとの意見が大。 でも、関西地方では気をつけた方がいいよ、むやみに鳴らし過ぎると、トラブルに巻き込まれることもあるんだよと、一同ウンウンと納得顔。 そしたら一人が 「関西の人は怖いよな。俺なんてクラクション鳴らされたら、その車のドアを開けて、おめさん何か用らかね?と聞くだけらもんね」 と全然悪気なくさわやかに話す姿を見ていると、結局関西も新潟もみんな一緒なんだということがわかりました。 |
《鎚起銅器ついきどうき》 燕の誇る伝統的工芸品の鎚起銅器。実は様々なタイプのぐい呑みも造られています。 漆を塗ったものや、内が純錫(すず)のもの、形も色々あって日本酒の美味しさをより一層引き立ててくれます。 当店の酒コーナーにミニ鎚起銅器ぐい呑みコーナーを作りました。 見て、手にとってお楽しみ下さい。 |
《もの申す!》 東京で今話題の居酒屋があり、そこはなんと焼酎(芋、麦、米)が一切無料という驚きの居酒屋だそうです。 料理を二品だけ頼めば、どれだけ焼酎を飲んでもお金を頂かないそうです。 マスコミでも世界初の革命だと絶賛され、ゆくゆくは 全国チェーン展開を目指しているそうな。 でも、なんで無料なんでしょう? お客様のために…。 と、言うと思いますが、ここのトップは肝心なことを忘れていると思います。(もしくは最初から考えていない?) アルコールは度を超せば死に至ることもある危険な飲料です。その上アルコール度数の高い蒸留酒を無料で提供すればどういうことになるか。 お客様が喜ぶからといって、けじめ無しでやっちゃうと大変なことになるかもしれず、下手したらアルコール中毒患者を増やしてしまうことだってあるかも。 アルコールを提供するということは、それだけ社会的な責任が生じる仕事だと思います。 功名心が高すぎると受けばかりを狙って大事なことを忘れがちになることもあると思います。話題性も必要ですが、モラルの方がもっと大切だと思うのですが。 |
《米は味方か?》 ついでに健康の話をひとつ。 雑談として聞いて下さい。 近年、糖尿病患者数は増える一方だそうですが、調べてみるとここ何十年も日本人の総摂取カロリー自体は変わってないそうです。 じゃなぜ糖尿病が増えているかというと、やはり脂肪、油の取り過ぎが原因だそうです。 炭水化物(ごはん、めん)は意外と問題ではないそうです。 つまり、若い子が「ごはん食べると太る〜」とか言ってファーストフードや油っこいものばかり食べていることは大きな間違いだそうです。 考えてもみれば何千年も前から日本人は米と付き合ってきたわけですから、米ばかりがそんなに体に悪いことになるはずないですよね。 |
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