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     ミニMiniだっちもね通信

 
   2016 深緑号    


    ・鶴の友始めました。    
    ・ドナルド・キーン・センター
    ・変な葉書
    ・携帯壊れる!
    ・よくある話ですが…
 需要と供給
    
     
    
    

 

アイバ屋酒店
フェイスブックページ始めました。


https://www.facebook.com/aibayasaketen.jp/


鶴の友 始めました。


この3月よりアイバ屋酒店としては実に十数年振りに新しく酒蔵さんとのお付き合いが始まりました。
新潟市内野の「鶴の友」です。
鶴の友を醸す樋木酒造さんは全国一の酒蔵数(89蔵)を誇る新潟県の中でも間違いなく唯一無二な頑とした真念の塊りのような哲学を持った酒蔵さんです。

なぜ鶴の友は小さい酒蔵のままでいることを選んだのか?
なぜ鶴の友は県外の業者さんへの出荷をほとんどしないのか?
なぜ鶴の友は若者が手に取りたくなるような洒落た外観の酒は絶対造らないのか?
なぜ鶴の友は「にいがた酒の陣」には第一回からずっと不参加なのか?

すべてもの凄い理由があり、それを貫くためのご努力たるや、私なんぞが語るにはとても忍びない奥深い考え、行動があったのです。
一例だけ挙げさせてもらえば、鶴の友をやりたい、取り扱わせてほしいといった業者さんは県内外から星の数ほど樋木さんを訪れ、そのほとんどを断った樋木さんの手元に残った名刺は重ねれば数メートルにも及ぶと言われております。
なぜそこまで頑なまでに断ったのかと言えば、いい酒を造り続けるためには適正な規模があるという真念と、地元の酒屋さんお客さんを大切にして行こうと決めた強い意思の賜物だったのです。

地酒は地元が大切。皆そう言います。しかし言うは簡単ですがそれを貫き通すという事は並大抵な事ではなく、まずお目にかかれるものではありません。
そんな樋木酒造さんの生き様に共鳴し、アイバ屋酒店は微力ながらも応援していこうと決めたのでありました。
酒もとってもいい酒です。皆様よろしくお願い致します。

 

ドナルド・キーン・センター

柏崎市にあるドナルド・キーン・センターに行ってきました。
ドナルド・キーン氏は今年94歳になるアメリカ人で、日本文学の翻訳、出版などに携わり、西洋の国などに東洋の日本の文学を知って頂いた立役者の一人だったそうです。

館内にはキーン氏が直接関わってきた三島由紀夫、川端康成、谷崎潤一郎、司馬遼太郎など総々たる顔ぶれの資料が展示され、ニューヨーク、ハドソン川の川辺にあったキーン氏の書斎と居間がそのまま復元されたキーン氏の生活感が伝わってくる空間がとても素敵でした。
本棚には本当にキーン氏が所有している本がズラーッと並び、英語の本も日本語の本も色々あり、面白かったのが幕末の坂本龍馬も西郷隆盛の本も見当たらなかったのですが(あったのかもしれませんが)なぜか佐久間象山の本が目立つところにデーンとあったのが意外でした。
日本文学が世界の認められたのがキーン氏の功績だとすると、今、村上春樹氏などが世界中で読まれているのも、その原点がここにあるのかもしれませんね。




変な葉書

一年半位前に突然「管理権限証明通知」なるややこしい葉書が送られてきた。
差し出し人を見るとNGO団体「身から出た錆の会」。

内容を読むと簡単に言えば無修正のアダルト動画配信業者との関係が確認され、私が刑事責任を負わなければならないとの事。
このままにしておけば裁判で敗訴は間違いないが、深く反省し改心して○月○日までに当団体に電話すれば取り下げができるそう。
しかし連絡がない場合は刑事事件として取り上げるとの事。

ばからしー。
もっともらしいけど突っ込みどころ満載!
全く無視して一年半、もちろん何も起こりませんでした。


 
                  
携帯壊れる  


今年の1月某日、寒九の水汲みが終わってすぐに突然携帯電話がウンともスンともいわなくなり、とうとう最期を迎えてしまいました。

データのバックアップを取ってなかったのでアドレス帳などすべてのデータが消失してしまい大変な思いをしました。
今も昔の友人のアドレスが…無い…。

これを機にスマホデビューを果たしましたが、便利な反面電話として使うには全然慣れない状態です!




                                 


よくある話ですが… ー需要と供給?ー


AKB48の何十枚目かのシングルの選抜メンバーを決める総選挙が今年はなんと新潟市で開催される模様です。
全国から大挙してファンが訪れる為、新潟市内のホテルはたった一日で埋まったとの怪情報?もあり、県としての経済効果は計り知れないと思います。

しかし、一部のホテルだけなのかも知れませんが、普通のビジネスホテルがこの機会に便乗して価格を吊り上げ、中にはびっくりな価格を設定するホテルもあるようで、都会でも外国からの観光客が増え、ホテル代が急騰したなんて話も聞きますから、ホテル業界の常識になりつつあるのでしょうか。

識者によれば需要と供給の話で、限られた供給の中で需要が増えれば価格が上がるのは当たり前、何らおかしくはないとなるとの事ですが、消費者側から見ればじゃあ価格が上がった分、サービスがよくなるとか料理の質や量が上がるだとかの得があればいいのですが、そういう事はほぼ考えられず、そこが不満のタネです。

本来農耕社会からの需要と供給ということは、不作の年は供給が下がるからモノの価格が上がる。でも造り手にとっては不作で生産量が少ないため価格が上がることで収入が安定してまたモノを造れる。逆に豊作で供給が増えれば価格が下がる。価格が下がっても量を売ることで収入が安定するという、皆で支えあうお互い様が原点なのではないかと考えます。
そういう意味で言えばホテル業界は本来ホテルの客室、キャパが満室満杯の状態となった時点でホテルとしては最高の利を上げているわけで、価格を吊り上げそれ以上儲けるというのは…。

まぁ、AKB48のファンからすれば総選挙でホテルを確保するためだったらいくらでもお金は惜しまないとなるのでしょうがね。
でもそれはあくまでもAKB48の価値ですから。

    


                               
 


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