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アイバ屋酒店のだっちもね通信 |
2020 立春号 ・日本酒 雑話 ・燕に突風吹く ・頑張れプロレスラー仁木琢郎 ・追悼 稲川明雄さん ・相変わらずのダフ行為 |
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《日本酒 雑話》 今、日本酒に脚光が当たってます。例えばあのフランスのシャンパン、ドンペリの最高製造責任者リシャール・ジョフロワ氏が日本酒に興味を持ち富山県立山で酒を造るととか。 飲食文化を伝える番組も好評で「吉田類の酒場放浪記」「太田和彦のぶらり旅・新居酒屋百撰」最近では「町中華で飲ろうぜ」だとか。間違いなく日本酒普及に貢献していると思います。 私見てるよ!なんて方も多いと思います。 それぞれ個性があり、どの番組もチェーン店や大型店ではなく個人が営んでるお店の温かさや触れ合いを軸にしたいい番組ですよね。 そういえばその居酒屋百撰の太田和彦さん、何年か前に鶴の友の樋木社長さんと二人で車に乗ってうちに来て紹介されたことがありました。 鶴の友の樋木さん。実は中々只者ではないんですよ〜。 |
《燕に突風吹く》 先日、燕市で突風が吹き、一軒が全壊するなど局地的な被害がありました。 一説には竜巻かダウンバーストとか言われてるが今のところまだ不明。 あの日、ちょうど家族で「ゴジラ・キングオブモンスターズ」のDVDを借りてきて見ていた。 メキシコの火山にラドンが現れ、キングギドラもやってきて街はパニック状態。ラドンが翼を羽ばたかせて飛行するたびに起こる突風でメキシコの街は破壊され家という家は吹き飛ばされていく。 すげぇ〜な〜と見ていたらちょうどその瞬間、 ドン!! という爆音と共にまるで地震のように家が揺れた! 最初は何が起こったかわからなかったが、すぐにゴーゴーともの凄い風がやってきた。 テレビではラドンが街を破壊している。 本当にラドンがやってきたのかと思った。 うちに被害はなかったが、まさにリアル4D映画状態を体験でき、ほんのちょっとだけ得をした気分になった。 被害に遭われた皆様のお見舞い申し上げます。 |
《頑張れプロレスラー仁木琢郎》 新潟県からまた一人プロレスラーがデビューしました。 その名は仁木琢郎。 燕市分水出身、高校時代はアマレスで全国ベスト8になった実力派。 あの武藤敬司氏が創業のレッスルワンでのデビューとなりました。 その仁木君のお父さんは実は私の高校時代野球部の仲間で運動神経抜群の選手でした。 中学時代もキャッチャーとして県大会決勝まで行き、高校も一年生からベンチ入りしててモノが違っていた。 気は優しくいつもニコニコしていた仁木さんですが、一回部員同士でケンカがあった時、率先して仲裁に入り、「やるなら俺をやれ!」と武闘派の男気を見せることもありました。(かっこいい〜と思った) 冬に野球部でプロレスごっこが流行った時もめちゃめちゃ強くて私なんてよくボディスラムで投げられていました。 そんな仁木さんの息子さんがプロレスデビューするなんて! 肉体を駆使して自己を表現するプロレス。 頑張ってほしいですね! |
《追悼 稲川明雄さん》 さる12月12日、河井継之助記念館の館長、稲川明雄氏が75歳の若さで永眠しました。 今年2020年は役所広司さん主演「峠・最後のサムライ」が公開される予定でまだまだ稲川氏にはやってもらわなければいけない事がたくさんあったろうに本当に本当に大事な人を失いました。 私がいうのもおこがましいのですが、稲川氏は反骨精神が旺盛で自分より上の立場の人や組織には厳しい反面、そうでない末端にはとても優しく理解を示してくれる人でした。 燕で講演会があった時も会場にいる私を見つけると講演中にいきなり話の内容とは関係ないのに「酒を買うならアイバ屋酒店」だとか「米百俵はアイバ屋」だとか茶目っ気たっぷりなサービス精神を見せてくれた事もありました。 また、燕の地元の方々を記念館に連れて行った時も、その時は手違いでダブルブッキングとなり稲川氏は違う大事な会合に行かなければいけないところを、そちらを断って私たちに寄り添ってくれました。 こっちが申し訳ながっていると、私が決めたんだからと和ませ、「相場さんは戦友のようなもんだから」なんて嬉しい言葉も頂きました。 飄々としたユーモラスの中にまさに侍のような凛とした芯を持った方だとお見受けしていました。 この秋、「峠」が封切りになったら稲川氏を思い出しながら映画を見たいと思います。 |
《相変わらずのダフ行為》 「うなぎパイ」で有名な静岡県浜松市の春華堂さんが困惑しているそうです。 「うなぎパイ」の特徴は柔らかさにあり、口の中でサクサクとろける食感を追求しているがために逆にネット販売などでは配送中に割れてしまう危険性が生じ、メーカーとしては通信販売を禁止してきました。 そこに目をつけた転売業者(出た!)が定価購入したものを3、4倍のプレミア価格でネットに売り出し、おまけに管理不行届きでお客様に届く頃には割れたバラバラの商品となって、売った憶えの無いメーカーに苦情が殺到し困ったことになってるそうです。 だっちもね通信の読者の方はまたかと耳にタコができるかもしれませんが、日本酒や焼酎の人気商品も定価の何倍もの転売価格(プレミア価格)での流通が何十年も前から続き業界も悩まされてきました。 せめてモノを造ったメーカーに利益が入るのならまだしも、全く関係の無い中間業者、または販売者が不当に利益をむさぼる(まして今回のうなぎパイの場合は消費者が高く買わされるうえに商品が割れてバラバラになっているひどい状態) これも毎度言ってますが、メーカーはこの業者を不当販売で訴えることができても裁判では必ず負けます。 なぜなら独占禁止法によって販売の自由が認められているからなのです。 でも独占禁止法って消費者の利益のためにできた法律なんだから、それによって消費者が不利益を得るなんて本当、本末転倒ですわ。 前に国会議員の方にも提言したことがあるのですが、法を改正してすべての流通商品のダフ行為を取り締まるべきです。 チケット販売だけではなくて。 それが消費者の利益にもつながるのですから。 と書いている今、新聞誌上でこんな記事が載っていました。 「新型コロナウィルスの感染拡大の影響でマスクの需要が高まり、インターネット上で高額販売されている。それについて消費者庁の伊藤長官は転売目的の購入は望ましくないとサイトの運営企業の一部に対応を要求した」と…。 昔から今まで儲け目的の転売行為はず〜っと続いています。 国もそろそろ考えて下さいな! |
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