ミニMiniだっちもね通信
 
 
   2007 立夏号    

            ・萬 燈
     ・生ビール講習
     ・絵文字
     ・人を選んだ責任
     ・冷酒が飲める幸せ
     ・青山二郎の眼展




《萬 燈》


さる5月19、20日と燕の春の祭りの一環「萬燈」が行われました。
この祭りのいいところは、下は小学一年生から、上は70歳以上のおじーちゃんまでが一体となって、
造りあげているところ。
萬燈の主役は小学生の女の子が扮する「踊り子」低学年から高学年まで毎年12名が選ばれ、一ヶ月前から練習を重ね皆様に披露します。
毎年、子供たちは元気が良すぎて大変なのですが今年の踊り子もまぁ元気よくて。いつも大きな声で「花いちもんめ」をして遊んでたり、私たち大人に一人一人あだ名をつけて楽しんだり。
でも、祭りになれば真剣そのもの。
「よーいとな」と可憐で可愛い踊りを披露し
てくれました。
祭りっていいですね。

 



《生ビール講習》


生ビール講習会が行われ、参加してきました。
生ビールも注ぎ方ひとつで全然別物の味になることがわかりました。
洗浄をマメにしている飲み屋さんとしてない飲み屋さんでは同じ生ビールでも味が違ってくるのです。
知らなかったことも多く勉強になりました。
が、今日も日本酒を飲もうかな。





《絵文字》


今さらですが、携帯電話のメール絵文字が全社共通交換になってからとても便利になりましたが、実は秘かに絵文字は画期的なことと思っています。
面と向かって話すのと違って、文章での意志の伝達は微妙なニュアンスが伝わりにくい。
(同じ「バカ」でも怒っているのか、微笑んでいるのか)それを助けてくれるのが絵文字。
感情表現で意図が伝わりやすくなるのね。
携帯電話の弊害は多々あると思いますが、ようはそればかりに頼るのでなく、必要に応じて生かせばいいと思います。
でも、若者に言いたい。別に携帯が無くたって生活できるんだからね



 



《人を選んだ責任》


コムスンの件で、グッドウィル折口会長が陳謝会見。またまたヒルズ族か。
それにしても今のマスコミ、財界、政界って上げるだけ上げておいて、何かあると一斉に集中攻撃。その豹変さに閉口。あれだけチヤホヤしていたのに。
ホリエモンは衆議院選かりだされるし、折口氏は経団連の理事だって!
人を選んだ責任ってどんなもんなんですかねぇ。
 



《冷酒が飲める幸せ》


江戸時代は氷は「お氷さま」と言われるほどの貴重品ですから、夏に日本酒を冷やで飲む習慣はあまりなかったといわれております。
(常温で飲んだ)現代は管理技術も上がり、冷や専門の生酒も流通できるようになり、ご自宅でも酒場でも気軽に飲めるようになりました。
これは昔に比べたらもの凄いありがたき幸せです!
 



《青山二郎の眼展》

新潟市美術館の「青山二郎の眼」展に行ってきました。
青山二郎とは何者なのか?
未だに色々な解釈がありますが、一般的には昭和の時代を生きた骨董の目利きの第一人者と言われています。(1901〜1979)

青山二郎とはかなり破天荒な人だったみたいで、人からは奇人のように思われていたふしもありますが、骨董の本質を深く深く追求することで、数々のハッとする言葉を残しております。
「優れた画家が美を描いたこたはない。
優れた歌人が美を歌ったことはない。
それは描くものではなく、歌い得るものでもない。美とは、それを観た者の発見である。創作である。」
「美なんてものはうわ言にすぎない。ただ、そこに美しいものがあるだけだ。」
「精神は尊重するが、精神的なものなんて認めない。意味も精神もすべて形に表れる。現れなければそんなものは虚な言葉だ。」
「ものがわかるなんてやさしい事だ。むずかしいのはする事だ。やって見せてごらん。できねぇだろ馬鹿野郎。」

いまなぜ青山二郎なのか?新潟市美術館は人で溢れており、びっくりしました。
あの白州次郎氏の愛妻、白州正子さんが生涯従事した青山二郎。
私にはちょっと馴染めない部分もありますが、言っていることは確かにそうだよなと思う部分もあり、よくはわかりませんが、やはり希代な人だったのだと思います。

 


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