ミニMiniだっちもね通信 |
2011 立秋号
・内臓が溶ける!BYためしてガッテン
・宇 宙
・なんでも時代のせい
・突然、心理テスト
・北前船
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《内臓が溶ける!BYためしてガッテン》
少し前のNHKの番組ためしてガッテンで「内臓が突然、溶ける」なんてショッキングな題名の放送をやっていました。
それは、肝臓につぐ沈黙の臓器2と言われる、すい臓のこと。
すい臓は普段は消化酵素の製造などの仕事をするのですが、あるものを取りすぎると、安全装置の弁が壊れ、自らの消化酵素で、すい臓を溶かしてしまうそうです。
それが急性すい炎という病気。
そして、もっと怖いのが慢性すい炎。
急性すい炎と違い激しい痛みがなく、気がつかないうちに病気が進行するもので、すい臓の組織が破壊され、固くなり、そして機能を停止するという怖い病気。
急性も慢性もすい炎はあるものが共通の原因と言われております。
それは「アルコール」。
お酒と言うと肝臓ばかりを気にしがちでしたが、実はすい臓が最もアルコールの多量飲酒に弱いようです。
予防法はあります。
いつも言うことですが、お酒を飲むときはゆっくりと楽しみながら、程々の量で楽しむことです。
それだけでいいんです。
末永いアルコールライフを楽しむためにも実行しましょう!
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《宇 宙》
先日、家族と朱鷺メッセで行われた「宇宙フェスタ」に行ってきました。
太陽系、銀河系、ビックバン、最近流行のダークマター(暗黒物質)などなど、宇宙は神秘でいっぱい。
ロマンの宝庫です。
例えば「キレイな星空〜」と見ている星の光は、実は何万年も何百万年もかけて、星の光が地球に到達して今の私たちに見えているのであって、星空を眺めるということは知らず知らずのうちに宇宙の歴史を見ているということなのです。(今はもうその星はないかもしれない)
私たちの住んでいる地球は太陽の周りを回る太陽系の中のひとつの惑星ですが、全宇宙に太陽のような恒星は何個あるかというと、聞いて驚く無かれ、
1000億×1000億個あるそうです。(数えられない!)
もう宇宙のそのスケールの大きさに何がなんだかわけがわからなくなってきます。
宇宙の果てはどうなっているのか?
宇宙人と人類が遭遇することはありえるのか?
人類はどれだけ宇宙の謎を解明できるのか?
宇宙を考えるとワクワクしてきますね。
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《なんでも時代のせい》
何年か前の白洲信哉氏の講演会の質問コーナーで、ある人が
「骨董好きなだんな衆が減り、今の消費者はモノの価値がわからない人が増えて骨董屋も経営が大変だと思うが白洲さんはどう思うか?」
と、質問があり白洲氏は
「たしかにそうかもしれないが、昔は骨董界に青山二郎という人がいて、自らが価値を造りだしてきたが今はもういない。だったら今の骨董屋が自ら探し出して価値を造ればいいのにすぐに時代のせいにする。二代目、三代目は中々動かない。自分で何かを造り出そうと、発見しようとしない。そして時代のせいにする。そこを変えていかないと…」
という話があり、これって日本酒の業界も一緒かなと思いました。
先人の築いてくれたものにプラスして我々が何かを造りださないと!なんですよね。
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《突然 心理テスト》
先日、地元商店街の皆さんと会合をしたとき、委員長さんがゲームだとフッと突然の心理テストを始めました。
《お題は》
「あなたはこれから無人島に一人で行かなければなりません。次の動物のうち一頭だけ連れて行くとしたらどの動物を選びますか?
また、連れて行きたくない動物はどれですか?」
@ ライオン A 牛
B 馬 C 羊
D 象 E 猿
この心理テストで選んだ動物によって、あなたの深層心理の中で、本当に大事にしていることと、そのためには捨てることができることがわかる。とのこと。
《心理テストの結果は》
@ライオン→プライド A 牛 →お金 B 馬 →仕事
C 羊 →配偶者 D 象 →両親 E 猿 →子供
皆さん結果はどうでした?
私は普段自分が言っていることと真逆の結果がでたりして笑ってしまいました。
ゲームなのであまり深く考える必要はありませんが、なぜ自分はその動物を選んだのだろう?どうしてその動物を選ぶとその結果になるのだろう?と考えるとまた面白いですよ。
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《北 前 船》
北前船とは
江戸時代から明治時代にかけて北海道と京都、大阪などを日本海回りで結び、活躍した買積み廻船の名称。
青森にある北方漁船博物館財団が江戸時代から明治初期に活躍した純和船、北前船を復元しようと青森、岩手、北海道の船大工16人に建造を依頼、2005年に見事、千石船「みちのく丸」が完成されました。
現在、日本に復元された実物大の北前船は何艘かあるそうですが、自力帆走によって航海ができる帆船としては、この「みちのく丸」が国内唯一の存在だそうです。
その「みちのく丸」が日本海文化交流事業として7月下旬より松江、小浜、北陸、東北そして北海道と北上しながら各港に寄り、交流を深めるというプロジェクトをしており、この新潟には8月15日に入港しました。
四日間滞在のうち、二日間は一般公開、一日は帆を揚げて新潟沖を帆走する勇姿を見せてくれたそうです。
私たちは一般公開に足を運び船上、船内を見学させて頂きました。
まず目立ったのが、船上にそのまま突き出た巨大な舵。
(間違いなく何人かで一斉に力を合わせて動かしたんだろうなぁ)
そして帆を揚げる一本杉でできた約30mの帆柱。
(この帆だけで風を受けて大航海をしたんだねぇ)
船内に入ると窓もあり、意外と明るい。神棚にはなんと「〆張鶴」がお供えもの!
(〆張鶴こと宮尾酒造さんは江戸時代、廻船業をやっていたという、その関係かな?)
北前船はご存知の通り、商品を運送するだけの運送業ではなく、あちらこちらの現地で商品を仕入れ、それをまたあちらこちらで売りさばくという、言わば現代の商社のようなもの。
基本的にものがあふれる(相場が安い)ところから仕入れたものを、足りない(相場が高い)ところに供給していました。
船頭も船乗り技術、統率力に加え、経済のわかる総合経営者的な力量が問われ、大人物が多々いたそう。(例えば司馬遼太郎の小説「菜の花の沖」の主人公高田屋嘉兵衛など)まさに日本の歴史の一頁ページですね。
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