ミニMiniだっちもね通信

 
   2014 立秋号    


    ・得をした気分になった日    
    ・日本文理ベスト4!

    ・ハリウッド版ゴジラ
    ・酒の価値
    ・違う考え方 

    
    
      


得をした気分になった日

8月のある日の午後、村上の〆張鶴こと宮尾酒造さんにお伺いしようと車を走らせていたら、長岡のN酒店さんから電話がきて「尼崎のY酒店さんが今日、栃倉さん(米百俵)に来るよ」。
心の中で、え〜、どうして今日なの!
これから宮尾酒造さんに行って、帰りに日頃からお世話になっている新潟市のSさんにお邪魔しようと思っていたのに。
でもここ何回かY酒店さんが新潟に来られた時、PTAやら何やらで会えなかったから今日は会いたい!
すぐに決意しましたよ。すべて受け入れると。

村上に着いたら〆張鶴さんのS営業部長さんと夏の総括や今後の話をして、蔵元さんの前向きな協力体制を確認した後、新潟市に直行。
Sさん夫妻の温かい笑顔に感謝しながら、商いの基本を改めて確認してパワーを頂き、もう暗くなりかけた夜道を長岡までひとっ飛び。
いつもの通り栃倉さんのご自宅で、Y酒店さんやN酒店さん栃倉さんと中身のある話ができました。
帰りは夜中になってしまいましたが、こうやって会って話ができることが嬉しい。

半日で300km以上も走りましたけど、何か得をした気分になった一日でした。


 

日本文理ベスト4!


第96回夏の甲子園大会、新潟県代表日本文理高校ベスト4進出で大活躍でした!
帰県した選手たちはそれぞれもう地元のヒーローですね。
忘れられないのが池田主将が常々語っていた言葉。

「ベンチ入りしていないメンバーの分まで」
「ベンチ入りできなかった3年生と一緒に」

百人以上も部員がいればベンチ入りできる部員は極僅か。
それは結果としての事で思いや気持ちは全員が一緒、皆で勝ち取ってきた勝利だということを人一倍感じていたからの言葉ではなかったでしょうか。素晴らしい主将です。
甲子園で活躍した部員も、スタンドで一生懸命応援した部員も、この夏人生の中で体験したかけがえのない経験にエールを贈ります。





ハリウッド版ゴジラ

「ハリウッド版ゴジラ」見て来ました。
今年はゴジラが誕生してから60年だそうで、私より11歳年上!
小さい頃は友達とゴジラ映画を見るために朝早くから地元の映画館(燕映劇という)に並んだものです。
ちょっとでもいい席をとるために。

今回のハリウッド版ゴジラ、体はちょっとメタボですが日本のゴジラをリスペクトしてて忠実でした。
外国人がゴジラを発音するとガッジーラと「ジ」の音を高く発音します。
俳優渡辺謙も監督にその英語発音を要求されたのですが、日本人の役者としてそれだけはできないと断って日本語発音の「ゴジラ」を貫いたんだそうです。
逆にそれがプレミアショーに集まった観客に受けたそうで、監督も良かった良かったと喜んだそうで、同じ日本人として実に気持ちのいい話でした。



 
                  
酒の価値   

先日、古くなったビデオを整理していたら、20年位前の新潟の酒を特集した日本酒特番のビデオが出てきました。
それは新潟の酒を地道に伝えてきた先人にもスポットが当たっている、内容のあるいい番組でした。
が、当時の越乃寒梅の市場価格に今さらながらビックリ。プレミア価格で15,000円ですわ。

プレミア価格は百害あって一利無しで許される行為ではありませんが、当時は需要と供給の、需要があまりにもたくさんあったのでしょうね。
だから小売(酒屋)ももっと酒がほしい、酒蔵も需要に答えるためだと酒を増産、もしくは販路拡大したのでしょう。
それから20年たったのが今の姿です。
それがいいか悪いか賛否両論あるでしょうが、少なくともお客さんに酒の価値を喜んで頂くためにも、より一層の小売(酒屋)と酒蔵の腹を割った対話が重要になってくると思います。                             



《違う考え方》


人と話していると意外なところで考え方が違っているんだと感じることがある。
例えば、好きな映画は何回見ても飽きない、何度でも見たいと思うのが普通だと思っていたが、そうでない人もいるのだ。
映画を見るのは一回で充分、内容がわかるから同じ映画は2回は見ないという考え方の人もいるのだ。

ハンバーガーチェーン、代表的なMCとMS、どっちが美味しい?
そりゃ、美味しさで言ったら断然MSだよね。その分価格は高いけど味のレベルが違う。
そう思ってたが、世の中にはMCの方が美味しいという人がたくさんいるということも知った。

    

そう言えば日本の憲法、特に憲法第9条について、改正すべきだと言う人もいれば、現行のままでいいと言う人もいて、それぞれにそれぞれの譲れない理由があって、どちらも日本の未来を考えての正義なのだから、多分相容れることは無いと思う。
こういうのはどっちが正しいでなく最後は民主的に決めるしかない。

憲法9条と言えば、戦争こそお互いの考え方の違いから起こる最たるものかもしれない。宗教、国家主義、双方の正義、様々な違い。
それは行き着く最悪のところだとしても、小さい事から大きい事まで人間関係から、人の違いから起こるトラブルは後を絶たない。
考え方が違うってなんだろう? それは悪いことなのだろうか?

ある人は言う。これだけたくさんの人がいて、人の考え方なんて違って当然、色々な考え方があるなんてきわめて当たり前のことだと。
しかし、そう思っても考え方の違う人を理解するのは難しいのが現実。
だからこそ「和して同ぜず」の精神が必要だと言う。
考え方は違っていい。無理やり自分の考え方を押し付けようとするから争いが起こるのであって、自分は自分と貫くことが「和して」なのだと。                           


                               
 


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