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  アイバ屋酒店のだっちもね通信
    2020 立秋号    

・キャッシュレス始めました!    
・メダカもはや16年
・ノストラダムスの五島勉
・ストロングタイプ
・二つのタイプの大吟醸
   
  




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キャシュレス始めました!








当店も遅ればせながらキャッシュレス社会に対応してカード、電子マネーが店頭で利用できるようになりました。
本当はもう少し早くGOサインが出る予定だったのですが、最初に契約した業者が初めは電子マネーも対応すると言ってたのに、いざ設置の時になってこの機種では電子マネー使えないと言い出し、別の高価なプランを推奨してきて「それなら最初からそう言ってよ」と信用できなくなり契約破棄したりして中々時間がかかってしまいました。
今お付き合いしている業者さんは今のところ全く問題なく便利で使いやすく最初からここにしておけば良かったと満足してます。
個人的にはキャッシュレスは苦手な輩ですが頑張ります!



 
 
メダカもはや16年


思えばメダカを飼い始めてはや16年がたちました。
もう何世代めになるのでしょうか。
最初は店内の水槽と屋外の水樽とで育ててましたが、途中で屋内の方のエサやりや水槽の掃除をついついサボってしまったことがあり(いわゆる放置プレイ状態)
最後は当時水槽で水質向上のため一緒に飼っていたヤマトヌマエビのお食事になってしまったこともありました。

で、今ではメダカは屋外の水樽オンリーとなってます。
屋外のメダカは冬は冬眠?するのでその時はまた放置プレイ。
あと、前は毎年産まれてくる赤ちゃんメダカを別の水槽に入れ替え、専用のエサをやりながら大事に育ててましたが、今は親メダカと同居状態。
親メダカは産まれて間もない赤ちゃんメダカをエサと間違って食べると言われていますが、結構俊敏に逃げ回るもので、何匹かは元気にすくすく大きく育っております。
相変わらずのユルユルのメダカ育てですが、これからも続けていきたいと思っております。

    
     


 

                  
ノストラダムスの五島勉
「ノストラダムスの大予言」の著者五島勉氏が
90歳でご逝去されました。
ノストラダムスというと色々な意味で日本を変に騒がせた悪い例として語られがちですが、私も中学生の頃に「ノストラダムスの大予言」を読み衝撃を受けて、何を隠そう五島勉氏にはまり著作は何十年とかけて殆ど読破してきたのでありました。
かと言って、ノストラダムスを信じてたわけではなく、モノごごろついてからはプロレスと一緒でエンターテイメントとして、面白い読み物として自然にはまっていった感じです。
五島勉氏はルポライター出身だけあって取材からくる話の持って行き方が上手なんですよ。変な話ですが毎回新刊が出る度にワクワクして読んでいました。そんなバカな!なんて突っ込みながら。
(特に「幻の古代帝国アスカ」なんて面白すぎて何度も読み返しました。)

今、考えるとノストラダムスに興味があったのでなく五島勉流文学?が好きだったんでしょうね。でもあれをまともに信じて行動したり、利用して犯罪を犯してしまう人間がいたのも事実で、そういう意味では社会的責任は大きかったのかもしれません。
私は予言の信者でも何でもなかったですが、五島氏の書いた著書は大切にし、今でも32冊になる五島氏の本が家の本棚に静かに並んでます…。

  

   
                          
 

ストロングタイプ


最近何かと問題になっているチューハイ類のストロングタイプ。
普通4、5度のアルコールが倍の9度位でそのうえ価格が同じなんだから、安くてっとり早く酔えるもんだから莫大なる支持をもらうのは当たり前。
ただ、健康の面から言うと間違いなくアルコール摂取過多になるわけだからその点が論議を呼んでおります。
実際、私たちも祭りなどの会合でストロングタイプを飲まなくてはいけない場面が多くなり、飲み口はジュースっぽい甘みでカムフラージュしているから、若い衆なんて飲みやすいとゴクゴク飲んでしまう。その時はいいんだけど後から効いてきてダウンしてしまう若者を現実何人も見てきました。特に最近!。
本当ストロング系禁止にして!と言いたいくらいです。
そういう点からもメーカーは売れればいいというだけでなく消費者の健康も考えてモノ造りをしてもらいたいものです。

 
 

二つのタイプの大吟醸
最近、日本酒も安い大吟醸酒を見かけるようになってきました。
その話をさせて頂きます。
今までの大吟醸というと米を40%精米(60%を削る)して価格で言うと一升で7、8千円、720MLで3、4千円位というイメージがありましたが最近は一升で3、4千円、720MLで1、2千円位の安い大吟醸酒もだいぶ市場に出回ってきました。

じゃあ、最近の安い大吟醸と前からある大吟醸とでは何が違うのか?
二つほどお話させて頂きますが、基本的に日本酒の種類の定義として「大」のつかない吟醸酒は精米60%以下、「大」のつく大吟醸酒は精米50%以下という定義があり当然「大」のつく大吟醸酒の方が高級品です。
50%精米でいいという事は、実は今までもわざわざ40%精米しなくても大吟醸と名乗って良かったのです。
でも真面目な新潟県を含む全国の酒蔵さんはそれ相当の酒の品質に達しないと大吟醸と名乗らないとい職人気質にも似た
(50%で大吟醸なんて恥ずかしくて名乗れない)考え方が主流だったため安い大吟醸というのは少数派だったのが、世の中の流れの変化から「名乗っていいのなら名乗ろうよ」という新しい考え方が出始め、そのタイプのお酒が全国的に出てきたのです。表示は大吟醸でも中身は今までで言う吟醸酒なんで価格的に安いということが一つのからくりなんです。

もう一点はそれと並行して2006年に改良に改良を重ねた新しい酵母が開発され、それが圧倒的に今までより果物系のフルーティな香りを発するいわゆる「香り酵母・協会1801号」という酵母が誕生したことです。
その「香り酵母」と酵素剤を上手に活用する事で精米50%でも香りのついた大吟醸といえば大吟醸っぽい酒ができるようになってきたのです。
科学の進歩と言えばそれまでなのですが、ただこれには弊害も危惧されており今まで手間ひまかけて修得してきた酒造りの大事な部分の技術伝承に影響を与えかねないとの心配もあるのですがその話はまた別の機会で…。

ようするに今の大吟醸は酵母の力で香りを上手に引き出したニュータイプ大吟醸(安い)と伝統的な酒造りの技法で香りを含む酒の質感を生み出すベーシック大吟醸(高い)とに分かれてきています。
どちらがいいとは見る角度によって様々だし、用途によって使い分けということになるのかもしれませんが、酒の価値の判断は最終的には消費者であるお客様が決定して下さるしかないのであります…。


 
 


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