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アイバ屋酒店のだっちもね通信 |
2021 立秋号 ・焼きナス作ってみた ・アバ復活! ・賞味期限 ・人型ロボットの未来 ・「日本独立」ー前編ー |
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《焼きナス作ってみた》 焼きナスをフライパンで焼いてみた。 厳密に言うと蒸し焼きに近いが、最近は本当便利になってユーチューブとかで色々な人の動画を参考にしながら、これだという人のやり方を真似ながら料理するとなんとか形になるからありがたい。 自作焼きナスもいい色の紫色が出て、口の中でだし汁とかつお風味が染みてとろける美味しさでもう自画自賛。日本酒にもバッチリ合う。 じーちゃんにも食べてもらうと好評だったみたいで翌日に「また焼きナス食いてーな」というリクエストを頂き、じーちゃんがそんな事言うのは珍しいなぁとさらに張り切って再度ナスをフライパンで焼いた。 「さぁ〜どうぞ〜」と得意げにじーちゃんに出したら、 まさかの 「またナスらか〜」 の一言。 ガクッときながら、まぁ笑ってしまった私でした。 |
《アバ復活!》 9月3日凄いニュースが全世界を駆け巡った。 スゥエーデンのポップグループ アバ、40年振りの復活! え〜、ウソ〜、まじ〜 アバのアイバかアイバのアバかと言われてた(自称)私としてはもう大ビックリ仰天で飛び上がった。 アバは解散してからもマドンナのハング・アップでギミーギミーギミーがサンプリングされたりとか、映画やミュージカルのマンマミーアでアバの楽曲が全編使われたりとか。 私事では結婚式のラストのキャンドルサービスで流した♪サンキューフォーザミュージック♪が大感動だったりとか(私だけだったみたいですがね)とにかく喜びのあまり11月発売のニューアルバムを衝動予約しました!楽しみ〜! |
《賞味期限》 先日、賞味期限2018年10月(3年前!)のレトルトカレーをおそるおそる食べた。 レトルトだから大丈夫との思いと、さすがに賞味期限を過ぎて3年だと肉とか具には少し不安を感じたが思い切って食べてみた。 結果! 全然大丈夫だったし、むしろ美味しかった。 毎回思うけど生モノなどの‘消費期限‘は大事だと思うけど、美味しく食べるための‘賞味期限‘なんて絶対いらないと思う。 大体それはメーカーが推奨する美味しさであって、味覚なんて人それぞれだから本当はおかしい話。 でも現実には賞味期限を過ぎた商品は当然消費者に売ることはできないため廃棄処分の大量の山。 じゃあ誰がそれ決めたのとなるとそれはお国。食品表示基準法という法律?を国が作り、表示を義務付けしているのです。 誰か優秀な政治家が思い切って(反対も多いだろうが)やめると言ってくれないですかね。 下手したら何世代か後に、悪くなった食べ物とそうでない食べ物との判断ができない人間がいっぱい生まれてくるかもですよ。 怖い怖い。 |
《人型ロボットの未来》 生誕70年を迎えた日本が生んだ世界に誇る人型ロボット「鉄腕アトム」。 近い未来、本当にアトムのようなロボットが現実に実現できるのか? 日本を代表するロボットクリエイター高橋智隆氏が面白いことを言っていました。 ロボットの得意と人間の得意は真逆の世界なんだと。 例えば人間は瞬時の計算は苦手としているがロボットは大の得意。 逆にコップを持つ事は人間にとって何ともない動作ですが、それがロボットにとってはもの凄い複雑な動作でとても大変なことなんだそうです。 みんな近未来、人間に代わってロボットがすべてやってくれる世界が来るんじゃないかと思っているけど実はそれはとても大変なことでそう簡単にことは運ばないそうです。 アメリカのテスラ社CEOイーロンマスク氏が人間の代わりに動いてくれる人型ロボット「テスラボット」の試作品を来年発表するそうですが、ここだけの話イーロンマスク氏はモノ作りというよりも夢を売ることで事業を展開する人で、ウソを言っているわけではないけれどあまり日本的感覚ですべてを信用しないほうがいいとのこと。 ロボットの未来の役割はむしろ心のサポート。 会話型の人型ロボットが人間のパートナーとして、人間の心の癒しとしての介護的役割を通して生活の一部になるだろうと期待されているそうです。 さすが日本のロボット学ですね。 |
《日本独立ー前編ー》 息子と久々にビデオ屋(古い表現!)に行ったら、ポツンとさりげなくあったDVDが目にいった。タイトルは 「日本独立」。 ?? パッケージ裏を見ると2020年12月公開の映画で浅野忠信、宮沢りえ、小林薫と結構豪華な俳優陣の割りに全く宣伝されなかったというか、私は全然見たことも聞いたことも無い映画だった。 解説を読むと、戦後アメリカの日本占領下におけるGHQの理不尽な要求に対抗した誇り高き日本人達の話。 お〜、私の大好きなあの白洲次郎氏も出てくるではあ〜りませんか。迷わず借りてきて自宅で鑑賞した。 2時間ちょっとの映画のほぼすべての時間は日本国憲法がどうなって出来たかを歴史的背景を元に描かれており、興味が無い人にとっては全くの見せ場も盛り上がりもない地味な作品と思われても仕方ない映画だった。 私は白洲次郎関連の本を何冊か読んでいたので、日本国憲法が学識ある憲法学者が考えに考え抜いて作られたものではなく、当時日本の民政局で働いていた約20人のアメリカ人によって1週間たらずで出来上がった憲法だと知っていたので、そこはすんなり入ることができた。 (白洲次郎氏は自身の著書「プリンシバルのない日本」の中でその20人のアメリカ人を「初めて科学の実験をした子供たちが試験管に色々の薬品をいれて面白がってるようなものだった」とまで表現している。) しかしやっぱり憲法となると改憲、護憲と世論は真っ二つに割れ、お互いの立場の主張がどちらもそれぞれの正義感からくるものだからいつまでも平行線で相容れない現実がある。 そういう面もあってこの映画は興行的に広まらなかったのかな? ただ、これは憲法改憲派と護憲派どちらに関係なく、事実としてアメリカが日本国憲法をあせって作った背景があり、それは極東委員会でソ連が何か言ってくる前アメリカの国益としても日本の天皇制を存続させていかなくてはならないというマッカーサー元帥の強い思いが反映されていたことは間違いない。 (日本の草案、天皇の国体護持は完全否定だったが) もし、ソ連が介入していたら天皇が戦犯になったり、北朝鮮のように国土分断だってなかったとは言い切れない。 そう思うと白洲氏も言っているようにアメリカのやり方には 「こん畜生、今に見ておれ」 と頭にきたが、結果的には日本にとっては最低限のまぁまぁいい道ではなかったかと。 その悔しさの中、アメリカの憲法草案からの天皇の地位「シンボルオブステーツ」を外務省の小畑氏と一緒に「日本の象徴」と翻訳したのは、誰あろう白洲次郎氏だった…。 つづく |
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