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  アイバ屋酒店のだっちもね通信
    2022 立夏号    

・2022上半期ダイジェスト風    
八海山雪室貯蔵三年の快挙!
・飲み薬で治るの?
・「日本独立」ー後編ー
   
  

 
 

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2022上半期ダイジェスト風
1月に父が亡くなったこともあり、相続や酒免許の代継ぎや凍結口座の解除、口座開設などなどやることがたくさんあり、それも一件一件だから今もまだ完全には完了しておらず、自営業の家業引継ぎは大変なんだなと身に染みている今日この頃です。
そんなこともあって「だっちもね通信」も昨年秋号を最後にずっとお休みしておりまして、その間にも色々な出来事があったのでニュース風にダイジェストとしてお伝えさせて頂きます。


・燕市商店連合会の新キャラクター募集に1602通の応募があり厳選な審査の結果、名前が決定しました!
その名は燕太(えんた)くん。
燕のえんとエンターテイメントのエンをかけ合わせた名前です。等身大燕太くんボードが週変わりで燕市内の商店のあちこちに出没してるんで皆さんこれからも可愛がってやって下さい。







・燕の異業種交流の若者グループ、ツバメクロスミッションズが“もとまちきゅうり“に続き地元の地元による地元のための日本酒を開発しました。
その名は ハレトケ純米吟醸。
ハレの日もそうでない日も明日に希望を持って頑張ろうという明日への活力のお酒です。アイバ屋も燕の若者の熱意に共感し販売を開始、大好評を頂き完売となりました。またこの冬にハレトケが登場すると思いますので皆さんご期待下さい!


・菅名岳が30周年を迎え30周年記念酒が発売されました。今業界で流行のアッサンブラージュ(酒のブレンド)を行い大吟醸45%純米大吟醸20%本醸造35%の黄金比で販売されました。
ちなみに商品の決定はブレンドの違う各種を委員会の酒屋さんが蔵に集まり、どれがいいか目をつぶって多数決で民主的に決定されました。





・栃倉酒造さんの社長さんが昨年10月に天国へ旅立ち志半ばの他界でしたが、その意思を四男恒哲さん(46歳)が引き継ぎこの度、社長になりました。造りの最高責任者も兼任し、早速この6月の全国新酒鑑評会で金賞を受賞(新潟県12蔵のみ)幸先の良いスタートとなりました。
鶴の友の樋木酒造さんも息子さんに由一さんが新社長になり、どの酒蔵さんも確実に未来に向い若い力が羽ばたいております。





 
 

八海山雪室貯蔵三年の快挙!


この4月に開かれた2022マスターズトーナメントの前夜祭で歴代優勝者を集めたチャンピオンズディナーが開催され昨年優勝の松山英樹プロがホスト役を務めました。
その時日本食と共に史上初めて日本酒が振る舞われ、数多くある日本の銘酒達の中から新潟の八海山雪室貯蔵三年純米大吟醸が唯一選ばれました。
これは凄いことです!快挙です!
雪多い魚沼で地の利を活かし3年雪室貯蔵した酒がいかにも新潟県らしい。蔵元もさぞかし喜んだことでしょう。
タイガーウッズ選手も八海山を飲んだのかな?

 


 
                  
飲み薬で治るの?

昨夏から秋にかけ首から右腕に激痛が走るようになり、車の運転やパソコンなどをするととても我慢できない痛みが襲い、寝る時も仰向けでは首が痛くて寝れずに左横になってしか寝れなくなった。
医者はあまり好きではないが止む無く整形外科に行きMRIを撮ることになったが、いざ入るとまた首に激痛が走りとてもMRIを撮れる状況ではなく、まずは薬から少しずつ治していく治療法となった。
その薬がプレガバリンという飲み薬。
最初は25という効きの弱いやつから入り痛みが和らいできたらMRIを撮って対策をねるという作戦。
程なく75の強いプレガバリンに切り替え、痛みもだいぶ和らぎMRIを撮ることになると、やはり原因は首の何関節目の軟骨がすり減って神経を圧迫しているとのこと。
手術〜?と心配になったがまだその段階では無いとのことでしばらくはプレガバリン75を飲み段々と25に落としていく治療に。
飲み薬だから根本の治療じゃなくて痛みをごまかしているだけかと開き直って真面目に飲み続けたら、あら不思議全く痛みがなくなってしまった。
昨年11月に薬をやめても今現在も全く痛み無し。
どうなってんの〜?

   

                          
 

日本独立ー後編ー
全く無名(失礼!)の映画ながら淡々と日本国憲法がどうやってできたかを描いた怪作
「日本独立」。
吉田茂首相と側近白洲次郎がアメリカGHQと熱く渡り合っていく様はそれはそれで見ごたえのある映画でした。

アメリカ民政局十数名によって一週間たらずで出来上がったとされる日本国憲法。吉田茂首相は当時「今はアメリカの要求を飲むが占領が終わったらまた憲法を改正していけばよい」と言っているし、白洲次郎氏も著書の中で「贈り物の憲法を改正せよ」と書いております。
じゃあなんであれから76年も経つのに未だに憲法改正が行われてないのか…。やっぱりそれは憲法9条なんだと思います。
いわゆる戦争の放棄です。
「武力による行使で国際紛争を解決する手段としては永久にこれを放棄する」また「その目的を達成するため陸海空軍その他の戦力はこれを保持しない」とあり実際日本はあれから現在に至るまで戦争を起こしていません。
それに対し意見はおおよそ二つに分かれます。
 ・戦争がないのは憲法9条のおかげとその精神を重んずる考え
 ・アメリカの軍事力という後ろ盾があるから運よくここまできた
そこから護憲派、改憲派と真っ二つに分かれているのですが、どちらも根本は二度と戦争など起こしたくないという考えは一緒だと思うのです。
でも論点(例えば自衛)が違うためそう簡単には事が運ばないのです。

個人的には自衛隊は現実あるわけだから、その部分だけでも憲法改正していけばいいと思うのですが、怖いのは一旦憲法改正の扉が開くとあれもこれもと歯止めなく軍事国家の道へとすすまない保証はどこにもないということなんです。
これは本当にそうで、今回のロシアのウクライナへの侵略からここぞとばかりに元首相なる人物が平然と核保有による抑止力を言いだしてきました。厳密には核を持てというわけではではなくシェアリングを含めてその議論すらできないのがおかしいという事ですが、どう考えても国防のための手段としての核保有が間違いなくこの人の頭では上位にきているのが見え見えです。
(さらにこのお方は責任は私にあると言うだけ言って終わる得意技があるから更に怖い)そんな政治家が権力を持っているとしたら恐ろしくて信用して憲法改正なんて任せられないといったところが本音です。
大体戦後76年の間に戦争の抑止力として科学の力などで核以外のものを何ら見つけて来れなかったようです人類は。(核保有国に対して)
悲しいじゃないですか、未だに核なんですよ。核。それが現実なんて!

日本は戦争における唯一の核被爆国なんだから核じゃない何かの抑止力を科学の力でも何でもいいので見つけられないものですかねぇ。



 
 安部元首相のご冥福をお祈り致します。


 
 


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